FTM アオジンの歴史(中学生~大学生まで)
引き続き僕のしょうもない歴史にお付き合いください(笑)
中学生になるとほとんどの学校では制服があると思います。
僕の母校も制服がありました。
小学生の頃は泣くほど嫌だったスカートですが、制服というみんな同じ・決められた格好となると諦めの方が勝ち、嫌悪感を抱くことは不思議とありませんでした。
中学生になると周囲の恋愛事情はさらに進み、「〇〇と△△が付き合ったらしいよ!」なんて話は日常茶飯事。
男女の住み分けもさらに進み、僕も割と女子グループの中に溶け込んでいたと思います。
しかし、僕の感情自体が変わることはなく、中学二年生の時に初恋を経験しました。
今思うとそれが初恋ということは火を見るよりも明らかなんです。
ですが当時の僕は「この感情は思春期特有の同性に対する想いであって、成長すれば僕も男性を好きになる」と思っていました。
なのでもちろんその子に想いを伝えることもありませんでした。
ですが、当時からその子の姿を見ただけで心臓が破裂しそうなくらいドキドキしたり、抱きつかれたら天にも昇る気持ちになったり、その子に彼氏ができれば嫉妬したり・・・どう考えても恋ですよね(笑)
中学生になると特に女子は身体の変化も急に進みますよね。
僕はブラジャーをつけるのも水泳の授業で水着を着るのも嫌でした。
自分が女であることを痛感するので苦痛でした。
女性に言ったら怒られそうですが、悲しいことに少し胸が大きかったのでそれも嫌で嫌で仕方なかったです。
高校時代も中学時代と心境の変化は特になく、
・女子に「かっこいい」と言われて嬉しくなる
・女性らしい恰好はしたくない
・かっこよくなりたい
といったような思いは思春期の今だけのものだと思って過ごしていました。
きっとそうあってほしいと自分の中で深く考えないようにしていたんでしょうね。
題名に『中学生~大学生まで』と書いたんですが、大学は半年ほどで中退するので割愛します(笑)
この時点(19歳)ではまだ自分がFTMだと自認していません。
そもそもFTMという言葉を知りません。
性同一性障害に関しても耳にしたことがある程度。
そんな僕がこの後どうなるかは次回ということで・・・
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>